院長紹介

院長

髙橋 えみ子(たかはし えみこ)

※今回はスタッフではなく、ちゃんとしたカメラマンさんに撮っていただきました。

さすが、プロは違います!今回ご依頼した方は ↓↓こちら↓↓

多数の素敵な写真を撮っていらっしゃいます♪

名前:あると さん
URL:https://www.timeticket.jp/items/66921

 

 

略歴

1985年 金沢医科大学医学部卒業
1985年 都立大塚病院など複数の病院にて 小児科医として勤務
1998年 木下敏子医師(家族療法家)の下で学ぶ カウンセラーとしての活動も開始
2002年 日本子育てアドバイザー協会講師
2009年 心療内科メンタルクリニック赤とんぼを開設
2013年 東日本大震災被災者親子支援活動

 

著書

 

「とんぼの願い」(絵本) 文芸社(絶版)

 

※在庫あります。当院までお問い合わせください。

 

 

 

 

 

↓↓yukiさんが、朗読とピアノ音楽をつけて、作成してくださいました(mp3形式 15MB)↓↓

 

 

親学のすすめ 胎児 胎児・乳幼児期の心の教育」 モラロジー研究所出版部など

※本のタイトルをクリックするとAmazonの商品ページにジャンプします

 

 

 

 

 

 

 

推薦図書

人生をより良いものにしたい方

降参のススメ」 SBクリエイティブ 阿部 敏郎(著),雲 黒斎(著)

神との対話」 サンマーク出版 ニール・ドナルド ウォルシュ(著)

 

自分をアダルト・チルドレンだと思う方

「アダルト・チルドレン」完全理解」 三五館 信田さよ子(著)

アダルト・チルドレンという物語」 文春文庫 信田さよ子(著)

※上記2冊は絶版

 

子育てに悩む方

ママのおなかをえらんできたよ。」 リヨン社 池川 明(著)

男の子はもっと遊ばせろ!」 幻冬舎 松永暢史(著)

しろくまのそだてかた」 飛鳥新社 うつみ のりこ(著)

 

子どもの不登校や発達障害に悩む方

「みんなの学校」が教えてくれたこと」 小学館 木村 泰子(著)

「みんなの学校」流・自ら学ぶ子の育て方」 小学館 木村 泰子(著)

 

孤独で辛い方

センス・オブ・ワンダー」 新潮社 レイチェル・L. カーソン(著)

孤独になれば、道は拓ける。」 大和書房 千田 琢哉(著)

 

講演録

院長による講演録を無料プレゼントしています。

不登校から学ぶ

思春期の子どもに向き合う

思春期の子どもに向き合う-思春期のココロとカラダ-」(PDF形式 1.38MB)

 

 

手記

ありのままで

朝早くから、裏の林が騒がしい。弱々しい低い声と耳障りなカラスの太い声。

どうやら巣立ちの遅れたヒナを親が傍らで見守っている様子。いつのまにか私もエールを送っている。鳥たちは今が子育て真っ最中。

野生の動物は当たり前にできるのに、人間は一筋縄で行かないのが子育てだ。

世の父親は「子育てより仕事の方がずっと楽」という。私も同感だ。現在一人娘は中3で、反抗期の真っ最中。言葉は乱れオシャレに夢中。悪態ついて可愛げなし。

勉強せずに、テレビ・ケイタイ見てばかり。出来るものならおなかに戻して子育てし直したいくらい。でも夜がきて、手を繋いだり、私のフトンに潜り込んだり・・・

そんな時がたまらなく幸せだ。お互いに安心できて心地よく、その日の疲れが吹き飛びそう。

“人には、ありのままの自分を受けとめ、愛し信じてくれる存在が必要だ”

そこで得られる安心感、信頼が全ての人間関係の基礎となる。人はそれを乳幼児期に学びとる。支えとなる存在は、親に限らず祖父母、先生、友人、知人、誰であっても構わない。一人いれば充分だ。

カウンセリングの現場で気になる事。

「君にとって何でも話せる人は誰?」

「一緒にいて安心できる人は?」

「困ったときに相談したら、助けてくれる人は?」

この3つの質問に、誰もいないと答える子。居場所を持たない孤独な子。

早寝早起き朝ごはん、勉強、スポーツできるも良いが、皆がやれるわけじゃない。

それよりも、生きる喜び、楽しさを味わうことや、泣いたり笑ったり、怒ったりできることが、よっぽど重要だ。

先日、映画「西の魔女が死んだ」を観た。主人公に語りかける祖母の言葉に、体が打ち震え涙した。子供の命、魂を救う使命が大人にはある。

〝子供をありのまま受けとめ、愛し信じる〟にふさわしい映画だと思った。

2008年7月

 

子育てはうまくできなくてあたり前

「紙おむつのつけ方がわからない」「赤ちゃんと二人きりになるのが怖くてたまらない」「泣かれるとどうしていいか、パニックになりそう」・・・。

毎日のように育児の相談が寄せられる。

以前「我が子のオシッコは青くないけど、大丈夫?」なんて言うのも聞いたことがある。(オムツのCMでは、青色の水を使っている)

「ゲップを上手にしないので、コーラを飲ませ始めたらよく出るようになったけど、これでいいの?」など、笑うに笑えないものまで…。

昔なら聞くまでもなく、身近な所にお手本や教えてくれる人がいっぱいいたのだろう。私だってそうだ。娘を出産後、初めての育児の時期には、戸惑ったり泣きたくなることもしばしば、思い通りにいかなくて苛立って、自分の感情をコントロールできなくなることもあった。虐待はよくないが、する人の気持ちはわかる。

そんなこんなで、自分のそれまでの考え方、行動、生き方を変えざるを得なくなった。一人で頑張っていては、必ずと言っていい程、行き詰まる。

『一人で悩みを抱え込まず、人に相談することが、問題解決の近道』というのが学びである。いつの間にか人生が楽に楽しく生きられるようになった気がする。

“自立した人”とは、自分でできることはやり、できないことは人に相談し援助を求められる人。人に話すと問題も明確になり、解決の糸口も見えてくる。

袋小路の状況から少しずつ抜け出せる。

 

子育てとは人生そのもの

“人生には幾通りもの選択肢があり、どれが正しい、正しくないではない”

時には選んだ道を立ち止まり、途中で道を変えながらゆっくり歩いていけばいい。

人生には無駄なことなど何もない。若い時代こそ、迷った時の水先案内人が必要だ。

そうやって人は支えあって生きている。出会いの一つひとつが宝物。

 

子育ては親自身が自分を見つめ直すチャンスである。

親も子も共に育っていけばいい。子育てはうまくできなくてあたり前。

そう言いながら、ほんの少し後輩のお母さん達にエールを送る日々である。

2008年4月

 

メディア掲載情報

「上越タイムス」(2018年4月25日発行)に掲載されました

小児科医から転身して、精神科疾患の診断や治療方法にいくつも問題点があることに驚きました。

真の治療とは何かを探求し続ける院長が1時間ほど講演を行いました。(2018年4月21日)

その後、様々な質問に答え、盛況のまま幕を閉じました。

 

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